こんにちは、蜂駆除専門家「ふくろう」の和田でございます。
以前紹介したように少しずつ防除作業用テキストを読み進めているのですが、
ゴキブリについて学ぶところで、「ゴキブリは集合フェロモンによって集まってくる。単体より集合でいることによって成長が促進されることがわかっている。集合フェロモンは体内で作られ、糞から発せられる」と衝撃的なことが当たり前のように書いてあってびっくりしました。
よくゴキブリが一匹いたら周りにあと200匹はいるとおもえ、みたいな話を聞きますが、これは単純に繁殖力が強い、という話ではなくて集合フェロモンで集まって生活している、ということでもあったんですね。
スズメバチも集合フェロモンを使って自身がピンチの時に仲間に警告します。
例えば、もしあなたが一匹スズメバチを網で捕まえてその中で駆除したとしたら、そこにめがけて複数のスズメバチが集まってきます。
そういう事態が起きるのが、スズメバチ駆除の怖いところですね。
こういった集合フェロモンの技をうまく利用してミツバチを守るのが、下のスズメバチトラップです。
集まってくるのを利用して、皆一網打尽に粘着テープに貼り付けてしまいます。
詳細は下記記事に記載しています。
昆虫は、人間と違って視力がそこまで良くない分、嗅覚が鋭くそのためフェロモンでコミュニケーションを取っているようです。
我々が虫に対してコミュニケーションを取れない存在だと感じているように、あちらからもあいつらは話(フェロモン言語)が通じないとため息つかれているかもしれません。
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