スズメバチの巣とミツバチの巣の出来方の違い

こんにちは、蜂駆除専門家「ふくろう」WEB担当の和田です。

突然ですが、皆さんはスズメバチの巣のあのしましま模様がなぜできるのか考えたことはありませんか。

私はあります笑。何であんなにきれいな模様ができるのかな、と思って調べてみたところ、スズメバチの巣は蜂達が木の皮を集めて、それを唾液と混ぜて薄く引き延ばして作っているそうです。

その中で、一匹一匹が異なる木の皮から持ってくるために、形成過程で濃淡が生まれます。結果的に、あのようなしましま模様ができるそうです。

エラー - NHK

ここまで調べたとき、そういえばミツバチの巣は蜜蝋でできていたなと思い出しました。蜜蝋でできているため、夏の高温の時に耐えきられず、自壊してしまうことを思い出していました。

そこまで調べると、ではスズメバチは唾液と木の皮を混ぜ合わせるというけれど、みつばちの蜜蝋はどこから出てくるのか不思議でした。

調べてみたところ、ミツバチが巣を作るときには、腹側面から分泌液として蜜蝋がでているようです。

さらに疑問が生じます。その蜜蝋がどうやってあんなに正確な六角形の巣の中ができるのか…

インターネットとはすごいですね、また情報がありました。

現在、蜜蝋が六角形の形になるのは二つの説があり、一つ目はミツバチが巣の中を動き回ると自然と分泌され自動的にあの形になる説です。

もう一つは蜂たちが自主的にあの形を作り上げている説です。読んでいた論文ではこちらの自主的に作り上げている説を主張していました。

ミツバチはどのようにして精緻な巣をつくるのか? | 神戸大学ニュースサイト
ミツバチの造巣に関するエージェントベースモデル「付着・掘削モデル (attachment-excavation model)」を提案しました。

蜂の頭の中でしっかりと一辺の角度は60度で、長さはこれくらい、みたいな計算してるんでしょうか。

秋の夜長に蜂のすごさについて考えさせられます。

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