蜂の3すくみと実は益虫でもある件について

こんにちは、蜂駆除専門家「ふくろう」のWEB担当の和田です。

ここのところ、激寒ですがそんな中でも、スズメバチはまだまだ行動しています。

今日はこんな記事を読みました。

最恐・最悪の大害虫!? でも、もしスズメバチが全ていなくなったら…(季節・暮らしの話題 2021年09月01日) - tenki.jp
日が落ちるのも早くなり、秋の気配が漂い始める時期になると、ある危険生物の攻撃行動が激しくなり、被害が増加します。その生物とは、そう、スズメバチです。日本では、刺咬事故の死亡例のほとんどはスズメバチによるもの。さらにオオスズメバチは、ミツバチの巣を襲い全滅させるなどの農業被害ももたらすため、徹底駆除を訴える人も少なくない...

生態系というのはおもしろくて、日本ミツバチは西洋ミツバチに弱くて、西洋ミツバチはオオスズメバチに弱くて、オオスズメバチは日本ミツバチにやられてしまうこともあるというじゃんけんみたいなことが起きています。

オオスズメバチは危ないのでいないほうがいいけれど、オオスズメバチがいなかったら西洋ミツバチが日本ミツバチを絶滅に追い込んでしまうっていう現実を突きつけられます。

またキイロスズメバチは雑食で色々なものを食べますが、ハエや蚊なども食べているそうで、不快害虫を減らしてくれていると思うと一概にキイロスズメバチを滅するべき、ということにもいかなくなります。

人間と平和協定みたいなのを結べたらお互いウインウインなんですけどね…。

スズメバチは、フェロモンでお互いコミュニケーションを取るので、

ワレワレハテキデハナイ、と蜂たちに伝えられる匂いを発見してみたいです。

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