ミツバチの巣のハニカム構造が6角形である理由について考察

こんにちは、蜂駆除専門家「ふくろう」のWEB担当の和田です。

少し前に読んだ本で「ミツバチの世界」Juergen Tautz著 があり、その中でミツバチの巣の模様であるハニカム構造についてその作り方を詳しく説明されていました。

本自体の感想は下記の記事に挙げたので、よければ見てみてください。

結構衝撃的な内容だったのでノートに殴り書きしていたのですが、

【ミツバチの巣のハニカム構造が6角形である理由】

・ミツバチは最初、○の形で適切に巣を作っていく。

・巣は蜜蝋でできているため、融点(溶け出す温度)が40度

・ミツバチが運動することで、40度以上になり巣が少し溶けだす。

・巣が液状になる→力学的張力の結果、丁度風呂場で泡が重なった時に6角形になるように巣の構造も6角形になる

という理屈でした。

これを読んだ時大いに感動したんですが、一週間程経過してはてなと思うようになりました。

これは日本ミツバチの巣

日本ミツバチの巣のハニカム構造

きれいに六角形です。

続いてこれはキイロスズメバチの巣

キイロスズメバチの巣のハニカム構造

キイロスズメバチは、木片と自分の唾液を混ぜたもので巣を作っていくので、融点などは特に関係ないはずですが、きれいな6角形の巣を作ります。

どっちもきれいな6角形ですよね….。

やっぱり元々蜂にはハニカム構造を作る才能があったとしかということになるのでしょうか…。

具体的には、6角形の一辺の長さを全て均等にして、その内角度も60度で必ず作りだし、それを何百個も正確に作りだす能力ですが…。

引き続き色んな説を探していきます。

コメント